電気の消し忘れが多いのは、性格やうっかりの問題ではありません。「スイッチを手動で操作する」という仕組みのままだからです。人感センサーとスマート電球に変えれば、消し忘れそのものが起こらなくなります。
- 自動でつく・消えるようにする → 人感センサーで、スイッチを操作する動作自体をなくす
- どこからでも確認・操作できるようにする → スマート電球+ハブで、外出先から消し忘れを確認・消灯
- 声でも操作できるようにする → スマートスピーカーと連携し、スイッチを探す手間をなくす
- ずぼら研究員メモ → 消し忘れの多くは「スイッチの場所を覚えていて、わざわざ操作すること」自体が手間になっているのが原因です
部屋を出た後、「電気、消したっけ」と気になって戻ったことはありませんか。家族に「電気消して」と何度も言っている(言われている)、使っていない部屋の電気がつけっぱなしになっている、そんな心当たりがある人もいるはずです。
でもこれ、あなたのうっかりの問題ではありません。「スイッチを手動で探して操作する」仕組みが原因です。自動でつく・消えるようにする、どこからでも確認できるようにする、声でも操作できるようにする、この3段階に変えれば、照明まわりの気がかりがまとめて減ります。
一番手軽なのは、人感センサー付きのLED電球に取り替えることです。廊下・トイレ・玄関・洗面所など、「短時間しか使わないのに消し忘れやすい」場所のソケットにそのまま取り付けるだけで、人が来たら自動点灯、いなくなれば自動消灯します。工事もアプリ設定も不要で、電球を替えるだけなので、一番後回しにしやすい場所から気軽に始められます。
全部屋を一気に変えようとすると選ぶのが面倒になります。まずは「毎日1回は消し忘れる」と自覚がある1〜2箇所だけ替えてみると、効果を実感しやすいです。
人感センサーだけでは、人がいる間は照明がつきっぱなしになります。リビングや寝室のように「明るさや色を場面で変えたい」「外出先から消し忘れを確認したい」場所には、ハブと連携するスマート電球が向いています。アプリでオン・オフや明るさを操作できるほか、「23時になったら自動消灯」のようなスケジュールも組めるので、消し忘れたまま外出しても、スマホから状態を確認してその場で消灯できます。
スマート電球は、ハブ(司令塔)と組み合わせてインターネットにつなぐことで、外出先からの確認・操作やスケジュール設定ができるようになります。まだハブを選んでいない人は、先にハブ選びの記事を読んでおくとスムーズです。
根本的にラクをしたいなら、スマートスピーカーとの連携が効きます。「おやすみ」の一言で家じゅうの照明をまとめて消したり、両手がふさがっているときでも声だけで点灯・消灯したりできるようになります。スイッチの場所を覚える・探す・歩いて操作しに行く、という一連の動作自体がなくなります。
診療室でも、診療の合間に人がいない部屋の照明をつけっぱなしにしてしまうことがあります。「気をつける」で対応しようとすると長続きしませんが、センサーで自動化してしまえば、意識しなくても無駄がなくなります。家庭の照明も同じ発想で仕組み化できます。
LEVEL1〜3を組み合わせると、最終的にはこういう仕組みになります。
必要なもの
- 人感センサー付きLED電球 ── 廊下・トイレなど短時間しか使わない場所用
- ハブ+スマート電球 ── リビング・寝室など、明るさや外出先操作をしたい場所用
- スマートスピーカー ── 声で一括操作したい場合
これでできること
- 人が来たら自動点灯・いなくなれば自動消灯(操作そのものが不要になる)
- 外出先からスマホで消し忘れを確認・消灯できる
- 「おやすみ」の一言で、家じゅうの照明をまとめて消せる
このブログではSwitchBotハブ3・Google Homeスピーカーを基準に説明していますが、「Matter」規格に対応していれば、他社製品でも同様に連携できます。詳しくはハブ選びの記事を参照してください。
人感センサー電球は交換するだけですが、スマート電球はアプリでの初期設定が必要です。
- (人感センサー電球)既存の電球と交換するだけ
ソケットに取り付ければ、その場で人感センサーが働き始めます。設定は不要です。 - (スマート電球)専用アプリをダウンロードし、電球をソケットに取り付ける
アプリの「デバイスを追加」から、Wi-Fi(または既存ハブ経由のBluetooth)で接続します。 - 電球の名前と設置場所を登録する
「リビング天井」のように分かりやすい名前にしておくと、後から操作しやすくなります。 - スケジュール(自動消灯の時刻など)を設定する
アプリの「スケジュール」機能で、「23時に消灯」のような設定を追加します。 - スマートスピーカーと連携し、声で操作できるか確認する
「OK Google、リビングの電気を消して」のように話しかけ、反応を確認します。
- 部屋を出た後、電気を消したか気になって戻ることがある
- 家族に「電気消して」と何度も言っている、または言われている
- 使っていない部屋の電気がつけっぱなしになっていることがよくある
- 電気代の無駄が気になったことがある
→ 2つ以上当てはまったら、「自動でつく・消える → どこからでも確認できる → 声でも操作できる」に切り替えどきです。
個人を責めるな、仕組みを責めよう。


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